「ブルーカラー」が憧れの職業に? 

9月19日に放送されたNHKの「所さん!事件ですよ」を観ました。

今回のテーマは、アメリカを中心とした「ブルーカラー」の仕事。

製造業や建設業など、これまで「きつい・汚い・危険」といったイメージで語られることもあった仕事が、今、アメリカの若者たちから注目されているという内容でした。

背景の一つとして紹介されていたのが、AIの急速な進化です。

これまでホワイトカラーと呼ばれてきた仕事にはAIの影響が広がり解雇者が増えている事が問題になっています。

一方、実際の現場で技術や技能を必要とする仕事は、簡単にAIへ置き換えることができません。

番組では、アメリカでブルーカラーの仕事を目指す若者が増えていることや、職業訓練校に女性が増えていることなども紹介されていました。

そして、個人的に非常に興味深かったのが、アメリカではエレベーター・エスカレーターの技術者が高収入の職業の代表として紹介されていたことです。

ビルの高層化や設備の老朽化によって、エレベーターを安全に維持・管理する技術者の重要性が高まっているという話でした。

エレベーターの仕事に携わっている者としては、非常に嬉しく感じる内容です。

番組の中で所ジョージさんが、汗水を流して働く人がきちんと評価されることについて、前向きなコメントをされていたのも印象に残りました。

日本でも同じ流れが来るのか

今回の番組はアメリカの話が中心でした。

しかし、日本でもこれから同じような変化が起こる可能性はあるのではないでしょうか。

少子高齢化によって、現場で技術を持つ人材はますます貴重になっていくでしょう。

特にエレベーターは、人の命と安全に関わる設備です。

新しい機械やAIが登場しても、現場で設備を確認し、異常を判断し、修理やメンテナンスを行う技術者の仕事がなくなるわけではありません。

むしろ、これからは「技術を持っていること」そのものの価値が、今まで以上に高くなっていくのかもしれません。

今回の番組を見て、エレベーター職人という仕事には、これからさらに可能性があるのではないかと感じました。

これからのエレベーター職人の待遇や年収が、今以上に評価される時代が来ることを期待したいと思います。

「現場で汗をかいて働く人が、きちんと評価される。」

そんな時代になっていけば、若い人たちにとっても、技術を身につけることが魅力的な選択肢になっていくのではないでしょうか。